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スタンダード会員限定三井不動産 中間期 大幅な増収増益 経常利益22%増 マンションで高い伸び 通期業績は下方修正

住宅新報 2009年11月3日 号 7面

 三井不動産の10年3月期中間決算(連結)は、分譲事業の増収増益が全体を底上げした格好となり、売上高6657億800万円(前年同期比8.3%増)、経常利益729億4100万円(同22.0%増)、純利益428億9800万円(同33.8%増)だった。

 セグメント別の業績は、賃貸事業で120億6300万円増収の売上高2754億4800万円、営業利益は10億6700万円増の530億1600万円。新規稼働した商業施設「ららぽーと新三郷」「ららぽーと磐田」などが寄与した。首都圏のオフィスビル空室率は、半年間で1.1ポイント悪化し3.6%に上昇している。

 分譲事業の売り上げは1928億5900万円で687億5800万円の大幅増収、営業利益も253億8600万円増の358億4500万円だった。マンションで2485戸・戸建て住宅317棟の引き渡しが完了している。

 ビル・分譲事業は増収増益だったものの、その他分野は軒並み減収減益。完成工事事業は売上高561億8100万円(129億4000万円減収)、営業損失48億7100万円(4億4500万円減益)。仲介・販売受託・コンサルティング事業の売上高は302億7200万円で98億4300万円減収、営業利益は40億9200万円(77億2500万円減益)。管理受託事業は、売上高485億300万円(8億3600万円減収)、営業利益78億1100万円(1億5600万円減益)だった。

 全体的には好調な中間期だったが、下期に向けては厳しい見方を立てている。ビル事業で空室回復に時間を要していること、またマンション事業も地方エリアでの苦戦から5400戸を予定していた計上戸数を4900戸に見直したほか、低価法による評価損を計上。更に、投資家向け分譲でも新たな損失を織り込んだ。

 これらを踏まえ、通期業績については期初予想を下方修正。売上高は予想を100億円下回る1兆4100億円(前期比0.6%減)、経常利益は320億円下回る930億円(同36.3%減)、純利益は170億円減の500億円(同40.2%減)とした。

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