Jリートウオッチ 800ポイント台も一転 合併発表で急騰
住宅新報 2009年11月3日 号 3面
10月第5週(26-30日)の東証リート指数は、29日に一時890ポイントまで売り込まれたが、週末30日に反発し、前週終値から1ポイント低い932ポイントで週の取引を終えた。
29日までの取引は、日本ビルファンドが年初来安値を更新するなど、全体に弱い地合いが続き、東証リート指数も6月以来の900ポイント割れとなった。
しかし、週末の日本リテールファンドとラサールジャパンの合併合意の発表を受け、30日は軒並み反発。リテールファンドは1日で8%以上も上げ、リート指数自体も1日で4%を超える上昇。荒い値動きが続いた。
民主党の財政政策動向から、国債の増発懸念で長期金利の上昇の可能性が指摘されているが、最近の金利上昇による資金調達環境の悪化や、イールドスプレッドの縮小懸念などが表面化。ビルファンドなど主力の銘柄を中心に売られ、リテールファンドなどで売りが加速していた。
リテールファンドとラサールの合併発表をきっかけに、ここで反発が続くか。週明けの寄り付きで続伸するかどうかが注目点だが、ニューヨークダウが週末に消費不振の懸念から急落していることを見ると、リート指数が株式との相関を強めてきているだけに期待が薄い。
(明)













