野村不動産 「エコ仕様」標準化へ プラウドで 省エネ対応進める
住宅新報 2009年11月24日 号 16面
野村不動産はこのほど、分譲マンション「プラウドシリーズ」を供給するにあたり、快適な住まいと環境との調和を目指す環境コンセプト「プラウドエコビジョン」を策定した。10年2月販売予定の「プラウドシティ池袋本町」(東京都豊島区、総戸数785戸)をスタートに、順次プラウドシリーズで導入していく。(18面に関連記事)
同ビジョンは、多様な省エネ技術・省エネ設計を標準化すると共に、住人のメリットを追求し、身近な暮らしの中でしっかりと実感できるエコを基本観とするもの。「へらす」「つくる」「いかす」の3つの視点でエコを追求している。
「へらす」は、エネルギーを効率よく使うことで環境と家計の負担を減らす考え。省エネの工夫として、断熱性・遮熱性を強化し、多様な省エネ機器を標準化する。プラウドシティ池袋本町では、開口部サッシに複層ガラス・二重サッシを採用。次世代省エネ基準に適合した断熱等級4の商品だ。東京都のマンション環境性能表示では、「断熱性」で最高ランクの3つ星となる。また、給湯には高効率型給湯器、照明には省エネ効果が高い電球型蛍光灯とLED電球に対応する独自のダウンライトを導入する。
「つくる」は、自然エネルギーの活用提案。池袋本町では、太陽光発電パネルを共用部に設置するほか、貯留した雨水を共用部のトイレ排水などに再利用するシステムを設ける。
また、池袋本町で採用したカーシェアリングやレンタサイクルシステムは、「いかす」の視点からきたものだ。集合住宅のスケールメリットを生かした省エネの配慮や工夫を指すもので、配棟計画や住戸プランの工夫による通風の確保なども施す。
立地や規模によりすべての思想を採用できないケースは出るものの、基本路線として「エコ」を追求したものを供給していく方針だ。













