東京圏マンション家賃 2期連続、全面下落 本社調査
住宅新報 2009年11月24日 号 1面
住宅新報社が東京・大阪・名古屋・福岡の4大都市圏を対象に年2回実施している賃貸マンションとアパートの家賃調査(9月1日時点)のうち、東京圏のマンション家賃がまとまった。それによると、平均賃料は前回調査(3月1日時点)に続きワンルームからファミリータイプまでの全タイプで下落した。平均賃料が全タイプで2期連続下落するのは、ワンルームタイプの調査も開始した03年以来、初めて。ただし、下落率はいずれも1%未満で実態はほぼ横ばい。
(8.9面参照)
東京圏の賃料をタイプ別に見ると、ワンルームが平均で7万1200円となり今年3月の半年前に比べ0.7%の下落。
同様に1LDK-2DK(小家族タイプ)が10万8000円で0.3%下落、2LDK-3DK(ファミリータイプ)が13万5900円で0.2%下落した。
上昇したのは港区高輪など都心のごく一部と、地下鉄東西線の浦安、JR横須賀線の鎌倉など、もともと人気の高い都心近接地域や郊外エリアの一部地域となっている。
ワンルームの調査を開始した03年春は家賃が上昇していた時期。それでもワンルームの平均が7万2100円、小家族タイプが10万9400円、ファミリータイプが13万7900円だったから、現在の水準はいずれのタイプもそこから1%台の下落に留まっている。住宅賃料の変動幅がきわめて小さいことが分かる。
東京圏を13のエリアに分けたエリア別平均相場を見ると、千葉県総武地区(市川、船橋、浦安など)が比較的堅調だった。ファミリータイプで上限家賃(新築)がわずかに下落したものの、他のタイプは微増となった。
都内では都心エリア(千代田、中央、港の3区)と城東地区(台東、江東、江戸川区など)で小家族タイプが堅調となっていた。
個別地点では西武新宿線の東村山でワンルームが8%、小家族とファミリータイプがともに4%の下落となったのが目立つ。逆に上昇で目立ったのが、ワンルームは地下鉄丸ノ内線四谷3丁目で11%、東西線行徳で9%、小家族タイプが東西線浦安で9%、都営三田線白金高輪で6%弱、ファミリータイプで浦安の5%、JR京浜東北線赤羽で4%などとなった。
今回調査で賃料が最も高かったのはワンルームは地下鉄千代田線赤坂で11万5000円、小家族タイプも同赤坂で20万円、ファミリータイプが東急東横線代官山で27万2000円だった。













