住まい・暮らし・アングル 10月に滑走路延伸、京成線は「都心⇔成田」36分へ いま、成田に追い風
住宅新報 2009年11月17日 号 16面
○…前原国交相の「羽田空港ハブ化」発言以降、一躍「成田・羽田」の方向性を巡る議論が高まっている。このうち成田空港周辺では、「日本の空の玄関口」の地位を固めるため、地域活性化に向けた動きが熱を帯びてきた。同空港は10月、平行滑走路を2500メートルに延伸。10年夏には「成田新高速鉄道」が開通。東京都心と成田が36分で結ばれる。
○…とりわけ「成田延伸」に期待を寄せるのは、千葉ニュータウンをはじめとする沿線地域。開発の中心的存在の都市再生機構は、同地域を「SKYGATEシティ=空の港町」と位置付け、地域の価値創造を目指す。11月10日に開かれたフォーラムには関連企業や多数の地元住民が出席。シンポジウムなどを通じて、成田空港の持つ重要性に言及した。
○…このうち、一橋大学大学院商学研究科の山内弘隆教授は講演の中で「成田・羽田と表面的に比べる議論より、まず成田をいかに利用するかということを真剣に考えることが必要」と述べた上で、「時代のスタイルに適応した、新たな交通機関としての開拓に期待したい」。地元・印西市出身である山内教授の思いは「空の港町」としての発展を願う多くの地域住民の気持ちと、また、重なる。













