ランドトラスト 想定上回る落札額 入札で賃料決定 ガレージ付き賃貸
住宅新報 2009年11月17日 号 5面
ランドトラスト(千葉市、小守智社長)が開発した、賃料を入居希望者の入札で決めるガレージ付き賃貸「プラスガレージ」(千葉市、2戸)の落札者がこのほど、入居を始めた。9月に内覧会を開き、10月1日に締め切られた入札数は3本。ぎりぎりでの入札成立だったが、落札価格は最低入札価格の8万6000円を大きく上回り、11万円台と10万円台後半となった。落札者は、30代会社員グループ(5人)と50代男性。両者とも車が趣味という。
プラスガレージは、土地オーナー向けの新しい提案商品。第一弾となる同物件は、同社が建築・保有・運営している。賃料を入居者が決める方式を採用したのは、「フェアな決め方で、商品力を高めれば、賃料を入居希望者に委ねてもリスクは低い」(同社)と考えたため。結果は狙い通りとなった。落札できなかった入居希望者(サーフィンが趣味の30代男性)への説明も、抽選や先着順より納得が得られやすかったという。
課題は入札本数だ。内覧会に参加し、入居を希望する人が入札資格者の条件で、14組いたが、入札者は3組に留まった。同事業を担当する大川清可氏は「入札のハードルが高かった」と分析する。対策として、「今回、約1カ月の検討時間を設けたが、短くすることも考えられ、同時に入札件数などの情報をウェブサイトに公開する方法もある」と話す。一方、「入札を煽ることにもなりかねない」と話し、入札数よりも優良入居者を募るために、ハードルを高くする必要もあり、今後検証する。













