マンション販売に手応え 不動産会社・中間決算 大手軒並み好調
住宅新報 2009年11月17日 号 1面
主な不動産開発会社の10年3月期中間決算が出そろった。たな卸資産評価損などの影響で、一部を除き『最悪期』ともいわれた前期決算。そこからどれくらい立ち直っているのかが問われた今中間期の業績に、注目が集まった。大手は軒並み好決算で、何とか黒字を確保する中堅クラスも出た。また、赤字計上でも通期では黒字を見込むなど、全般的に及第点といえる数字が並んだ。
期初の厳しい予想と比べると、マンション販売に手応えを感じる企業が多いようだ。中堅クラスでも「出回っている物件が少なくなってきたのか、ここにきて急に客足が伸びている」ととらえている。ただ、それがダイレクトに売り上げ、特に利益に直結しているとは限らない。いわゆる『旧価格』に目線を合わせなければユーザーの支持が得られない状況であるため、利益を削った形での供給が要求されたためだ。
また、地方エリアや高額物件の苦戦も目立つ。「アッパーミドル層の実需は堅調だが、富裕層を対象としたものやセカンド系の物件は厳しい」(三井不動産)。また、専業ディベロッパーの中では比較的安定した業績を残しているゴールドクレストでも、「4000万円前後の物件と比べると、7000万円クラスの契約率は悪い」と話す。これらの物件については、「地道に販売していく」(三井不動産)ことで乗り切る以外になさそうだが、各社とも、「1次取得の実需層は、価格が合えば動くことが分かった」と口をそろえる。正念場迎えた中堅













