リフォーム事業 1000億円へ 世田谷に専門ショールーム ワンストップで対応 INAX
住宅新報 2009年10月27日 号 13面
INAXはこのほど、リフォーム需要を開拓するため、営業体制の強化やショールームを活用していく方針を示した。10月24日には、東京都世田谷区に初の専門ショールームを開設。リフォームに関して、イメージづくりから設計・施工業者の紹介、商品・プラン提案まで1カ所で対応できる拠点とする。同社では今後、他の地域にも同じ機能を持ったショールームを展開していく。09年度は約800億円の見込みとなっているリフォーム売上高を10年度には1000億円まで引き上げる。
同社では、住宅ストック約5800万戸(08年)のうち、リフォームの潜在需要となる築8-37年の住宅は3000万戸強と推定。「新築の着工戸数が減少してもリフォーム需要は確実に出てくる。それを事業に組み込むことが課題」(同社)と見る。
08年度には営業体制の強化として約100人を新築からリフォーム部門にシフトした。各ショールームでもリフォーム顧客への対応を強化しているという。
今回新設した「世田谷ショールーム」は、来場者がイメージを掴みやすいように、キッチンやトイレなどの水回り商品だけでなく、家具やインテリア小物も含めて展示したことが特徴となる。
リフォームを行う場合、「費用がいくらかかるのか」「どこの業者に工事を依頼すべきか」といった悩みが多いという。そこで1級建築士の資格を持つ「リフォームコンシェルジュ」を置き、リフォームの進め方などの相談に応じる。そのほか、同社のフランチャイズリフォーム専門店や、リフォームネットワークの優良店も紹介する。
世田谷区はリフォーム時期を迎えた戸建て住宅やマンションが多く、更に中古マンション流通は全国トップレベルのため、リフォーム需要が見込める地域という。ショールームを拠点に住まいづくりや相談会、インテリアといったイベントを開催し、地域のリフォーム需要を掘り起こしていく。













