トヨタホーム・トヨタ自動車 住宅事業を強化 10年10月めどに組織統合
住宅新報 2009年10月27日 号 13面
トヨタホームとトヨタ自動車は10月23日、住宅事業をトヨタホームに一本化すると発表した。統合時期は2010年10月1日。技術開発から生産、販売までを一体とすることで、顧客のニーズを迅速に反映できる体制を整える。ディーラー制度は継続する。
年間5400棟規模の戸建住宅販売数を5、6年後には、7000棟まで拡大する計画。トヨタグループとして住宅を自動車に次ぐ第2の事業に育成していく考えだ。
75年に住宅事業をスタートしたトヨタ自動車は、03年に営業力強化のため100%出資でトヨタホームを設立した。08年には商品開発機能を移管。現在、トヨタ自動車が事業企画・技術開発・生産機能、トヨタホームが営業、商品企画、施工、販売を担う。自動車の技術を生かした商品開発などシナジーを図りながら、収益基盤を固めてきた。厳しい市場環境の中、更に拡大していくためには事業を統合することで重複機能を整理し、迅速な意思決定と企業運営体制が不可欠と判断した。
顧客の声をタイムリーに商品企画や販売に反映させ、地域商品の開発も視野に入れる。また、技術開発担当者が営業を行うなど人材交流を進めていく。
統合に伴い、トヨタ自動車からトヨタホームに、春日井・栃木・山梨事務所や栄オフィス、住宅関連子会社の株式などを譲渡する予定。
トヨタ自動車住宅事業の業績(09年3月期・連結)は、売上高1490億円、販売戸数5442戸。













