新日本建物 買取再販、更に強化へ 新たに資金調達 工事中案件に照準
住宅新報 2009年10月27日 号 12面
新日本建物は、買取再販事業を更に強化する。このほど、第三者割当による新株払い込みが完了。新たに調達した約13億円の資金を元手に、工事の途中段階でストップしている分譲マンション(工事中マンション)の買い取りに注力していく。
同社はこれまでに、3棟の工事中マンションと、1棟の竣工済み未販売マンションを取得してきた。3棟のエリアは、亀戸(78戸)、港北(8戸)、淵野辺(52戸)。亀戸は既に半分の販売が終了、残り2棟は販売に着手したばかりだ。また、竣工済みの戸田公園(35戸)は、10月一杯での完売が見えている。更に新たな物件として、11月初旬にも埼玉エリアで50戸と30戸規模の工事中マンションを取得できる見込みだという。
近年、竣工済み未販売マンションの取得競争が激しくなっている。そのため、同マンションを買い取り販売していくうえで最大のアドバンテージだった「価格優位性」を示しにくい状況にある。そこで同社では、競合の少ない工事中マンションの取得に注力することで、他社との差別化を図っている最中だ。
今回新たに取得する2棟は、売主・ゼネコン双方とも事業継続が困難となった案件だ。同社では、「これらの『難物件』でも事業化できるノウハウはあるので、積極的に取得していきたい」としている。













