コスモス 『環境共生』建て売り 千葉・舞浜の分譲PJ内 「景観協定」で資産性の維持も
住宅新報 2009年10月20日 号 16面
コスモスイニシアが手掛ける建て売り・宅地分譲プロジェクト「舞浜の杜」(千葉県浦安市弁天、総区画数30)内で、『自然環境共生』をテーマとした建売住宅が2棟竣工した。「『街とつながる、風とつながる、緑とつながる』をコンセプトとした同プロジェクトの、象徴的な物件として位置付けたい」と担当者は語る。
外部の自然環境を、建物内部に取り込む工夫が随所に施されている。敷地に対して建物の外形を十字型に配置し、敷地の四隅に空間ができるよう設計。その空間を坪庭や四季折々の植樹で埋め、常に緑を意識できる住環境の提供を図った。
また、デザイン窓や2階屋根のトップライトも開閉可能にし、風が建物内に縦横無尽に流れる作りとした。2階バルコニーには袖壁も設けるなど、斜めからの風を室内に取り込む工夫も施している。
「舞浜の杜」プロジェクトは、27区画の宅地分譲(ハウスメーカー指定12区画、指定なし15区画)と、コスモスイニシアの建売住宅3区画(1区画は未着工)からなるもの。全体面積は6529平米。「弁天地区では、最後のまとまった土地だという評価をいただいている」(同社担当者)開発だ。
街区の入口には、広さ約330平米の「緑道」を設けた。高さ8メートルのケヤキを始め、広葉樹や落葉樹など四季折々の高木から低木まで51本を植樹した。
全体の開発に際しては、エリア一体の風の吹く方向についても研究。その結果、南南西の風が一番多いと分かったため、街区にその風が行き渡るように緑道もプランニングした。
更に今回のプロジェクトでは、前面道路(公道)に面して生垣などの植栽を設ける規定や敷地内における植樹計画の規定など、独自の「景観協定」を設けた。これに、平均50坪以上の敷地や10メートル以下の高さ制限(両方とも地区計画)により、「資産性の高い街並みを将来的にも継承できる仕組みを整えた」としている。
宅地分譲は6月からの販売開始で、既に13区画が成約済み(10月13日時点)。広さは164-171平米で4900万-6900万円。建売住宅の価格は8850万円と9300万円。
物件の所在地は、浦安市弁天1の6の930他。JR京葉線舞浜駅徒歩18分、新浦安駅徒歩25分。













