09年宅建試験の特徴 目立った「個数選択問題」
住宅新報 2009年10月20日 号 7面
今年の宅建試験の特徴を見ると、予想されていたことだが、個数選択問題の出題が多かったことだ。
宅建業法の問題数が増えたことで、難易度が易しくなることを抑えるには、誤りや正しいものを1つだけ選ぶのではなく、複数ある方が正解を導くには時間が掛かる。その意図は十分に発揮できたと言える。ただし、問31のような、どちらとも取れる記述を個数選択で出題すると、受験生を惑わすことにもなり、注意が必要だ。
問7の法定地上権は、昨年の問8と同じく判決文を併記する問題。この形式は今後も定着しそうだし、宅建業法で重要事項説明書の一部を記載するなどの形式も将来的にあるかもしれない。
法令上の制限はスタンダードな問題で、問18の建築確認以外は、過去問をこなしていれば取れるものだった。
税法の2問は、登録免許税と印紙税という今までならどちらか1問という分野から出た。地方税から出なかったのは意外だが、この傾向が続くとは言えないだろう。
登録講習修了者の5問免除対象科目は、問46の住宅金融支援機構の問題が難問だったほかは、平易だったといえる。













