東京都不動産のれん会 『全国連合会』を構想
住宅新報 2009年10月20日 号 5面
東京都不動産のれん会はこのほど、神長安彦・新都心リアルコーポレーション社長を、外川隆康氏(久松商事社長)に代わる新代表とすることを決めた。同会は2人代表制をとっており、08年に代表に就任した豊島孝雄・東和信用社長と共に今年50周年を迎えた同会の運営を担うことになった。運営方針について神長代表は、「全国不動産のれん会連合会」の設立を構想し、準備を進めていく方向性を示した。全国各地にある「不動産のれん会」の数や活動状況を把握したうえで、ネットワークを構築したい考え。近く横浜市不動産のれん会と意見交換を行う予定もある。併せて、現状の任意団体からNPO法人または公益法人へ移行することも検討する方針だ。
会員増強策については、「2年間の任期中に現在の48社から60社に増やす」(神長代表)。
会の運営については、定例会を活性化させる。2カ月に1回開かれる社長会について、講師を招いた講演会の実施や先進的な取り組みを行う会員が5分間程度のスピーチを行い、成功事例を共有することを考えているという。毎月1回開かれる物件交換会と併せて、よりビジネスにつながる活動を強化する。内容を充実させることで、参加率を8-9割に高めたいという。
また、中古住宅時代の到来を前に、同会の役割が益々高まると指摘。同会の歴史や事業活動、会員が地域に根差していることなどが時代にマッチし、ニュービジネスが出てくると期待を寄せ、神長代表は「これから花開いていくときだ」と話した。横がお神長安彦氏(かみなが・やすひこ)
1940年生まれ。東京都出身
座右の銘は「窮して変じて通ずる」。「窮しているときこそビジネスチャンスがある」という前向きな精神を持ち、「絶対に希望の灯は失わない」ことを自らに言い聞かせてきた。「変じて」は「アイデア」をも意味し、それが出ない時は「まだまだ苦労が足りない。1週間や10日眠れないことなど当たり前」と考え、幾多の困難を乗り越えてきた。
それでも「もうダメだ」と不安で眠れない夜もある。そんな時は、頭の中にある思いを全部ノートに書き出すことにしている。「布団の中であーでもないと考えていると堂々巡りのまま朝を迎えてしまう」。ならばと30代のころから始めた習慣だ。
1、2時間で4、5ページは埋まるそう。自然と気分も晴れ、2、3時間は眠れるという。読み返すことはないが、書きためたノートは数十冊にもおよぶ。
書くことは苦にならず、手紙好き。こんなエピソードもある。
長女の18歳の誕生日。仕事の付き合い麻雀で未明に帰宅し、お祝いの言葉をかけられなかったことを「悪いと思い」、手紙を書いた。便箋5、6枚にびっしり。長女の枕元に置いた。
その後、結婚した長女は、夫妻の雑談で「火事の時に何を持って逃げるか」と夫に聞かれ、「父の手紙」と答えていたという。そのことは後に知った。
「内容ははっきり覚えていないが、『今後のあなたに期待しているし、素晴らしい人生を歩むことになるよ』と書いたと思う」。仕事もプライベートも常に前向きでプラス思考だ。













