ワンルームマンション 地域との融合(下) 打開へのキーワード 「防災」で地域重視の姿勢を
住宅新報 2009年10月20日 号 1面
ワンルームマンションの建設に反対する地域住民。その理由の1つが「入居者の地域活動への参加が薄いこと」だ。しかし、今やファミリー世帯でも「地域への参加は年々弱まっている」という声もあるなか、「何をどうすれば、『地域への参加=コミュニティ形成』と認められるのか分からない」と戸惑う開発会社は多い。
行政側は「自治会への入会」を「地域活動への参加」として求める。条例でも多くの自治体が定めている。ただ、「月に数百円の自治会費を支払えば地域に貢献しているといえるのかは疑問」との声も。建設する代わりの『免罪符』にもなりかねない。
かといって、行政側や開発会社側が入居者一人ひとりに地域への参加を強制することもできない。豊島区の「ワンルームマンション税」導入推進委員の一人だった佐藤智重氏は「何かあった時や困った時に助け合えるかが、地域の一員としての証だ」と語る。













