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スタンダード会員限定コスモス今期決算 純利益254億円を予想 事業再生ADR成立 債務免除など奏功

住宅新報 2009年10月13日 号 9面

 コスモスイニシアはこのほど、今期(10年3月期)業績予想を発表した。事業再生ADR手続きの関係上、前期決算時には公表できなかったが、全対象債権者から同意を得たことで同手続きが成立。公表の運びとなった。連結の業績予想は次の通り。

 売上高1740億円(前期比9.2%減)、営業損失59億円(前期は182億700万円の損失)、経常損失91億円(同224億200万円の損失)、純利益254億円(同880億8800万円の損失)。最終黒字となるのは、金融支援による債務免除益370億円のほか、子会社株式の譲渡益77億円を特別利益として計上することによるもの。

 セグメント別の売上高は、不動産販売事業では、新築マンションの引き渡し戸数が前期比555戸増加するものの、戸建て住宅や土地の引き渡し減により前期比30億円減の1343億円。賃貸事業は9億円減の139億円、販売代理の取り扱いが増える仲介事業は、11億円増収の21億円を見込んでいる。管理事業は、コスモスライフを譲渡した影響で95億円減収の99億円。

 なお、8月31日時点で、通期のマンション引き渡し計画戸数3315戸に対し、65.3%となる2165戸が引き渡し及び契約済みとなっている。今後は事業の選択へ

 今後同社は、投資用不動産事業やコンバージョン事業からの撤退など「事業の選択と集中」を進め、分譲事業についても供給量を絞っていく方針だ。同時にコスト削減も進める。

 今回のような特別利益の計上がなくなる11年3月期以降の業績予想(連結)は次の通り。

 ◎11年3月期=売上高1236億円、営業利益21億円、経常利益7億円、純損失3億円◎12年3月期=売上高696億円、営業利益28億円、経常利益18億円、純利益8億円◎13年3月期=売上高792億円、営業利益62億円、経常利益56億円、純利益55億円。

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