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スタンダード会員限定東京城南エリア 不動産業者ら10社 生活情報ブログを開設

住宅新報 2009年9月29日 号 7面

 東京城南エリアの不動産業者約10社がこのほど、地域情報を紹介するブログ「ワタマチ・ブログ」(http://watamachi.dynax.co.jp/)を立ち上げた。参加事業者が物件情報だけでなく、物件周辺の飲食店や名所などを写真を交えて紹介していく予定だ。同ブログの代表、東京第一地所(渋谷区)の土屋正社長は「物件案内だけでは誰も閲覧してくれない」と開設のきっかけを説明。「まだ、情報も少なく、ヒヨコの状態だが、将来的には地域生活情報サイトにしたい」と話す。

 ワタマチ・ブログは、およそ3年前に東京都宅地建物取引業協会渋谷区支部の有志ら約20人で開設した物件情報サイト「あやめNet」(http://www.ayamenet.org/)が母体となった。サイト名は渋谷区の花にちなんでいる。

 土屋社長は同サイトについて、「使い勝手は良かったが、閲覧者が少ないことが課題だった」と話す。このほど同ブログを立ち上げたのは、物件サイトの活性化を図ることが目的の1つで、今後、両者の連携を図り、利用者を増やしていきたいという。

 一方、情報の拡充に当たっての課題は執筆者の確保だという。ブログに参加する各事業者の従業員らが、物件案内などのついでに周辺を取材し、記事をブログに書き込むことを想定しているが、土屋社長は「書き慣れていない人には抵抗感もあるようだ」と話す。

 東京第一地所は不動産ネットワークMASTを運営する積和不動産の特約店で、土屋社長は同社の「社長のMASTブログ」(http://www.tokyo-mast.com/blog/010200/)にも参加している。趣味の写真を生かし、地域の情報を提供、執筆も慣れてきたという。

 「足で稼いだ情報こそ反響がある。物件という『点』から街の『面』へと情報発信の仕方を変えていきたい」と土屋社長。今後、更に内容を拡充させる方針だ。

 ワタマチ・ブログに参加するラッキーコーポレーション(渋谷区)の鈴木正彦社長は「地図を見ただけでは分からない情報を載せていきたい」と話す。また、同ブログのシステム開発担当者も「価値観が多様化し、立地だけでは決まらなくなった。ライフスタイルを軸に物件を選ぶ人が増え、地域情報が求められている」と話した。

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