知って得する建物の豆知識(20) 「プレハブ工業化率」
住宅新報 2009年9月22日 号 4面
一般にプレハブ住宅と呼ばれている工法があります。プレハブとは「プレ・ハブリケーション=予め生産しておく」を略したもので、正しくは工業化住宅といいます。現在の戸建て新築住宅市場の約半数はプレハブ住宅が占めています。現物確認が可能
プレハブ住宅の良さには、生産工程の大半が工場で行われるため施工の品質が一定していること、使用部材や構造についても事前に暴露試験や耐久試験が繰り返され品質が担保されていること、エンドユーザーは住宅展示場などで現物を確認してから購入できること、などがあります。工務店などが造る住宅は、建て売り住宅を除き、現物を確認してからの購入は困難です。展示場の住宅は、デザインや仕様について相当に厚化粧が施されているにせよ、現物を目にできることはエンドユーザーにとって大きなメリットです。
このプレハブ住宅の全施工過程における工場での生産部分の比率を「工業化率」と言います。プレハブ住宅の工法には大きく鉄骨軸組系、木質パネル系、ユニット系があります。この中で最も工業化率が高いのがユニット系で、80%を超えています。現場への据え付け工事や基礎工事を考えると、住宅における工業化率100%はあり得ないわけですから、この80%超は驚くべき数字と言えます。













