三井のリフォーム住生活研 理想は『近居・隣居』 介護よりも育孫意識強く
住宅新報 2009年9月15日 号 11面
三井のリフォーム住生活研究所はこのほど、「近居・隣居でつくる独立親子の絆-育孫・介護から実家の役割を考える-」をテーマにレポートを発表した。近年増えつつある親と子世帯の近居・隣居について、同社社員への意識調査やリフォーム事例を基に、メリットやリフォームポイントをまとめた。
近居は徒歩または車で30分以内の距離、隣居は同一敷地内の別棟(マンションの場合は同一建物の別住戸)と定義した。
レポートでは親側の同居を嫌がる傾向が結果的に近居・隣居といったスタイル増加につながっていると分析。更に、親の介護よりも育孫の意識の方が強い様子がうかがえた。リフォーム事例でも、親宅に孫の遊びスペースや、娘家族全員が泊まれる部屋など、子世帯が来訪した場合を意識したプランが多いという。
メリットとしては、安心感や互いの時間やスペースを確保できる自由度、独立意識、子育て支援のしやすさが挙げられた。また程よく離れることで、かえって一緒に食事をする機会や行き来することが増えているという。
同社で働く男女を対象に実施した「同居」「隣居」「近居」の意識調査によると、現在の住み方では、自分の親との同居は女性の方が多かった。一方、理想について聞くと、近居・隣居の割合が大きく増える。
また男性では、現在自分の親との同居している割合は1割強で、女性の約半分だった。理想の住み方としては、やはり近居や隣居が多く、男女ともに別居・同居よりも近居や隣居を理想としていることが分かった。













