住まい・暮らし・アングル 集合住宅初の基礎免震に驚嘆 築37年、高級マンションを大改修 地下鉄走る難しい構造
住宅新報 2009年9月1日 号 12面
「免震レトロフィット」--。建物を解体せずに耐震性改修を行う手法として注目が集まっている。工法としては基礎杭に積層ゴムなどの免震装置を挟みこむ基礎免震と、建物の中間階に設置する中間階免震とがある。
近く基礎免震工事が完成する王子不動産の「王子ホームズ青山」(東京・南青山)の地下部分。何本も並ぶ基礎杭に鉛プラグ入りなどの積層ゴムが挟みこまれている。杭の間隔が通常よりも狭いのは、すぐ脇(立ち並ぶ杭の左側)を走る地下鉄の坑道(カルバート)をまたぐ格好で打たれているため。
工事を施工した竹中工務店の構造担当者によると「集合住宅を基礎免震で耐震改修するのは国内では初めてで、地下鉄を建物下部に有する構造体の免震レトロフィットも前例がない」という。
(8面参照)













