プレハブ28棟で仕様違反 特例認証5件を取り消し パナホーム
住宅新報 2009年9月1日 号 2面
国土交通省は8月26日、パナホームが持つ、プレハブ住宅に係る部材について審査省略など建築確認・検査の特例を受けられる型式部材等製造者認証を5件取り消した。認証型式の仕様と異なるプレハブ住宅を建築したことが、同社の報告により判明したため。東京都及び3県の戸建て住宅や共同住宅など計28棟の屋根部材で発覚した。うち、20棟は建築基準法の防火関係規定にも違反する。なお国交省によると、安全性に問題はない。パナホームは5件の認証取り消しを受けるほか、建基法の規定により、今後2年間、新たな型式部材等製造者認証を受けることができない。
今回の事件を受けて、国交省は、プレハブ住宅の型式部材等適合者認証を受けている全企業に対し、マニュアルや周知文書などについて点検を指示。併せて、今後、実際に建築された全企業のプレハブ住宅からサンプルを抽出し、設計図書などと型式との照合などを行う考えだ。
同26日に会見を行ったパナホームは、「担当者の作成した連絡文書に誤りがあった」と今回の仕様違反に至った経緯を説明。28棟については、世帯主や行政庁などと協議のうえ、改修など個別に対応していくという。













