復活 三菱一号館(中) 近接エリアとの連携加速 都心の文化発信拠点へ
住宅新報 2009年8月25日 号 1面
「三菱一号館の前で、足を止めて建物に見入っている人をよく見かける。旧岩崎邸本館をはじめ、コンドルの設計した作品に共通しているのは、建物の近くを通るだけでもハートに訴える『何か』があるということだ」
三菱地所執行役員ビルアセット開発部長の合場直人氏は、明治期の都市建築をリードしたイギリス人の建築設計家・ジョサイア・コンドルの建築物の特徴をこう評価する。
「コンドルは三菱一号館を設計する時点で、オフィスの高さ、配置といった丸の内全体のグランドデザインを描ききっていたのではないか。その意味でも、今回、三菱一号館を当初の場所に復元したことは、歴史承継という視点から大きな意義があったと思う」7年の構想を経て













