東急リロケーション 修繕計画など対応 保有社宅も一括管理
住宅新報 2009年8月11日 号 4面
東急リロケーション(東京都渋谷区)はこのほど、企業の保有及び借り上げ社宅を一括管理するサービス「Package
One」の提供を始めた。両形態の社宅を持つ企業が対象。入退去管理などのソフト面に加えて、長期修繕計画や耐震診断・工事といったハード面の管理を行う。東急不動産グループのネットワークをフルに活用できる点が強みだ。そのほか空室物件の外部賃貸や売却といった資産活用の提案も行い、社宅管理をトータルで手掛ける。
従来の社宅管理サービスの対象は借り上げ社宅が中心だったが、同社によると特に老舗メーカーなどでは、保有社宅や寮の占める割合が高いという。また各企業でコストを抑える動きが強まり、昨年後半から「保有社宅の管理をアウトソーシングしたい」という要望が増えたことも事業開始のきっかけとなった。同サービスでは、これまで地方拠点ごとに社宅を管理していたケースも一括管理とすることで、各拠点の負担や人件費が削減できるとしている。
ウェブによる管理システムを採用した点も特徴。パソコンがあれば、社宅の申請や承認ができる仕組みだ。また従来型のファクスでのやり取りではセキュリティ面に不安が残るが、システム全体の暗号化や利用時のパスワード設定によって、個人情報の保護を強化した。
同社は厚生労働省などの調べを基に、保有社宅の規模を約16万戸と推定している。同サービスの導入を通じて、年間管理戸数2000戸の増加、売上2500万円の増収を見込む。













