最大クラスの『コンパクト』--ベリスタ横浜 藤和不 販売、順調に推移 価格、企画に高評価
住宅新報 2009年8月25日 号 10面
藤和不動産が横浜市西区で分譲中の「ベリスタ横浜」の販売が好調だ。全199戸が専有面積32-54平米タイプ。コンパクトタイプを中心としたものとしては、首都圏最大クラスだ。あまり見られない規模感であるため、販売に対してはやや不安もあったようだが好調に推移。09年1月から販売を開始し、竣工まで半年以上を残した8月21日時点で、約170戸・85%の契約が完了している。「価格と商品企画のバランスの良さに高い評価をいただけたようだ」と同社では分析している。
購入者像は、75-80%がシングル層、そのうち65%が女性。ボリュームゾーンは、年齢が30-40代、年収が400万-500万円、自己資金は0万-200万円未満となっている。
同物件のプロジェクトマネージャー・株田敦子氏は、「交通利便性」「割安感」「大規模ならではの充実した共用施設」の3点を、好調の要因として挙げる。
ターミナル駅の横浜駅からは徒歩14分の立地だが、最寄りの京浜急行線戸部駅だと徒歩3分。そのほか、相鉄線平沼橋駅徒歩4分、横浜市営地下鉄ブルーライン高島町駅が徒歩8分だ。横浜駅からは多少の距離感があるものの、「歩こうと思えば歩ける距離に横浜駅があること」(同氏)、また、横浜と比べるとマイナーな駅(戸部駅)になるが、駅徒歩3分の立地は魅力として映るようだ。
更に、同エリアは賃貸需要が高く、空室率が少ないという調査結果もある。「いつでも貸せる物件」という安心感も、購入者の背中を押した要因の1つだという。
今回の物件の平均坪単価は195万円。同社の調査では、周辺で分譲されているコンパクトマンションの相場は250万円前後。価格情報は当初からオープンにしてきたため、それを判断材料にして来場した人も多く、高価格の他のモデルルームは見ずに契約した購入者が相当数いたという。管理費・修繕費を含めても、家賃と同等レベルだというアピール力は大きかったようだ。
共用施設では、フィットネスルームやライブラリーのほか、朝と夕方には焼きたてのパンとコーヒーのサービス(有料)も導入。「忙しい朝の時間こそ、ラウンジやライブラリーでゆとりを持って朝食を」と提案する。また、様々な取り次ぎサービスを提供するフロント業務も入る。
セキュリティー面はセコムと提携。安心感の提供を図り、特にエレベーターでは、部屋のカギをかざさなければ乗ることができないシステムを採用。また深夜帯には、乗降中に途中階から他の人が入ることができないようにした。
室内の設備機器は、ワイド・静音シンク、ガラストップコンロ(3つ口)、浄水器一体型水栓をキッチンに標準装備したほか、床暖房、フルオートバス、浴室換気乾燥機などを取り入れた。これらの設備は、ワンルームタイプにも標準化している。
物件のタイプは、ワンルーム(32-33平米)29戸、1LDK(42-45平米)76戸、2LDK(52-54平米)94戸。地上11階建て。竣工予定は10年2月下旬。
現在の先着順販売概要は、32-54平米タイプが1828万-3458万円。10月中には完売させたいとしている。













