IT活用 あの手この手 ウェブサイト運営システムなど続々
住宅新報 2009年8月25日 号 5面
「日本情報工学研」
メール追客で省力化
ネット営業システム販売強化
IT関連業務を手掛ける日本情報工学研究所(東京都千代田区、大橋和則社長)は、複数の不動産ポータルサイトへ一括で物件登録できる「MAXWEB」の無償提供と併せて、顧客からの反響を自動的にマッチングさせてメールで追客できるネット営業プログラム「TERAMAX」の販売を強化した。不動産売買及び賃貸仲介会社向けに提案していく。
「MAXWEB」は、レインズからのデータ取り込みや自社物件の入力を通じて物件情報を登録すると、複数の大手不動産ポータルサイト及び自社ウェブサイトに一括で更新できる。
入力画面をシンプルにしたほか、入力ミスを防ぐオートチェック、物件情報掲載期限の自動表示などの機能を設け、正確かつ迅速に情報更新できるようにした。
物件画像も元画像を1回登録するだけで、自社サイト及びポータルサイト別に自動でサイズを変えて登録・表示できる。グーグルマップ及びストリートビューにも対応し、物件の近隣を視覚的に伝えることも可能だ。
「TERAMAX」は、見込み顧客の反響メールに対して、希望と物件情報を自動的にマッチングさせて、物件情報をメールで送る仕組み。返信文面などのテンプレートがあり、迅速に対応できるようにした。
大橋社長は「インターネットで物件情報を入手する一般ユーザーは、物件選びと同時に不動産業者を選別している」と指摘する。
「メールの問い合わせに対して、例えば電話で返答すると、強引な営業に嫌気がさしてしまう見込み顧客もいる」と話し、メールを適切に返す仕組みを構築すべきとしている。
「特に売買業務ではIT化が立ち遅れている」とも話し、コンサルティングサービスなども手掛けていく方針だ。「クーバル」
反響単価は1万円
サイト運営システム
不動産に特化したインターネット関連事業を手掛けるクーバル(渋谷区)はこのほど、不動産サイト運営システム「REP」の販売を開始した。
主な機能は、物件・顧客・反響の管理、レインズや不動産ポータルサイトとの連動、マッチングメール、マッピング、CSVインポート及びエキスポート、SEO対応、コンテンツ・メール編集など。
サイト制作の初期費用の目安は、50万-150万円。反響に応じた成果報酬プランもある。この場合の費用の目安は、売買案件の反響件数30本までが月額5万円、31-50本が月額10万円。1件当たりの反響獲得単価をトータルコストで算出すると1万円程度になるとしている。
問い合わせは、http://www.coobal.co.jp/まで。「賃貸管理システム」
10月から販売開始
アズ企画設計
アズ企画設計(埼玉県川口市)はこのほど、賃貸管理ソフトウェア「賃貸管理ハウスくん」の販売を10月1日から開始すると発表した。同システムには、月額利用料が1万円のスタンダード版と同2万円のプロフェッショナル版がある。
スタンダード版は、一般賃貸・駐車場の新規契約における契約書作成▽契約金明細から入金、退室までの管理▽クレーム状況一元管理▽顧客管理--などを行うことができる。プロフェッショナル版は、コンテナ・トランクルーム契約▽仲介▽入金処理--などの機能が加わり、賃貸管理業務全体を網羅している。「スキルアップジャパン」
自動で滞納者に督促電話
スキルアップジャパン(東京都新宿区)はオートコールシステム「れんらくん」を開発し、販売を開始した。賃貸住宅の家賃などの滞納者への督促、滞納者からの問い合わせ及び要望対応を自動的に行うもので、賃貸管理会社や賃貸保証会社などの利用を想定している。従来、電話や郵便、訪問で対応していた連絡業務を自動化し、更にショートメールを活用したサービスを追加することで、回収率や業務効率の向上、コスト削減を実現できるとしている。
同システムを活用した業務フローは、(1)滞納者リストをCSV形式でダウンロードし、同システムにデータを登録(2)自動音声で滞納者に電話発信(3)滞納者が専用番号に電話(4)滞納者にURL付きショートメールを送信(5)滞納者がURLをクリックし、顧客対応画面が起動--となっている。これにより、督促回数の補完、長期未回収案件の抑制などが図られるとしている。オプション機能として、入金消し込み業務の自動化や英語・中国語・韓国語対応などがある。













