ネクスト 老人ホーム検索数 開設1年で8倍に
住宅新報 2009年8月25日 号 4面
ネクスト(東京都中央区)が運営する老人ホーム検索サイト「ホームズ介護」の利用者数が、順調に伸びている。09年7月の月間サイト利用者数は17万5000人。サイトを開設した08年7月の2万人から9倍近く増えており、特に今年4月以降の伸び率が著しい。利用者の属性は、入居予定者の子どもが7割を占める。
同サイトは、全国の介護保険施設や高齢者が入居できる賃貸物件(高齢者円滑入居賃貸住宅)など計3万件を掲載。また介護サービス情報公表支援センターの資料を基に、特別養護老人ホームなどの入居待ち人数を施設ごとに公開している。ただ同施設は現時点で、満室につき入居に長期間を要する場合がほとんど。そこで、近隣で入居可能な有料老人ホームなどを併せて掲載するなどユーザーが具体的なアクションに進みやすい環境を整えている。
このほか、想定金額の上・下限の幅を狭めて分かりやすく表示したことで、資料請求にとどまらず、その後に見学を希望するユーザーが約4割に上るという。新規事業本部の澤田明伸氏は、「実際に施設探しをする意欲の高いユーザーの利用率が高い」と話す。
一方で物件供給サイドの動きとしては、06年にスタートした高齢者専用賃貸住宅(以下、高専賃)の掲載数が増加傾向にあるという。ただ「現在全国に1700棟近くあるものの、(高専賃の)定義が一般ユーザーに浸透しているとは言い難い」(澤田氏)のが現状。同社ではサイト利用者数の増加を追い風に、高専賃の認知度向上にも貢献していきたい、としている。













