拡大するか「中古流通」 --徐々に整う活性化条件(上) 新築細り、見直し機運高まる
住宅新報 2009年7月7日 号 1面
この不景気の中、意外なことに中古(既存)住宅の取引が活発化している。新築物件の供給が細る一方で、手ごろな価格が好感されているためか、中古住宅が見直されているようだ。住宅の長寿命化やストック活用の時代を迎え、住宅としての品質検査や、より快適な空間に改修するリフォームなどを加えることで再生させようとする動きも活発だ。中古住宅市場の現況と拡大の条件などを探った。
「首都圏の成約件数は急速に右肩上がりになり、5月の戸建ては昨年851件だったのが、今年は1232件だ。成約価格はまだ戻っていない(昨年3541万円、今年3225万円)が、景気に先行して、価格の高い住宅が動いている。この事実を知ってほしい」成約、右肩上がり
東日本不動産流通機構(レインズ)の岩崎芳史理事長(7月から池田行雄氏にバトンタッチ)は6月26日の会見でそう強調した。













