福田郁雄の「稼げるコンスタントになる方法」 第6回 要望通りに応えない
住宅新報 2009年7月21日 号 11面
サラリーマンの多くは、上司の機嫌を損ねないように、耳の痛い話を隠そうとします。たとえ上司のところまで届いたとしても、トップの前で情報が止まるため、トップはやがて裸の王様と化し、経営判断を誤ることになります。
コンサルタントからすれば、依頼者は報酬を支払ってくれる権力者です。つい、依頼者の機嫌を取るような話をすることもあるでしょう。また、余分な心配をさせないようにとの配慮から、都合の悪い話を隠しておくこともあるでしょう。相手は素人だからといって細かい話をつべこべ説明するより、俺に任せなさいというスタイルのコンサルタントもいます。指摘する勇気を
依頼者の要望に何でも応えることが、仕事ではありません。確かに依頼者の要望にさえ応えていれば、報酬はもらいやすいかもしれません。しかしながらコンサルタントは、勇気を持って依頼者の抱える問題点をズバリ指摘し、解決すべき課題を明確にして、A案、B案、C案と対策案を考え、それぞれのメリット・デメリット・リスクを説明しなくてはなりません。その説明も出来る限り数値に置き換え、シミュレーションしたうえで行います。













