野村不 建て替え事業を強化 マンション11案件進行 まず「新宿御苑」で
住宅新報 2009年7月21日 号 10面
野村不動産は、老朽化マンションの建て替え事業参画によるマンション供給事業を積極展開する。これまで進めてきた大規模再開発事業や土地区画整理事業でのノウハウを生かして展開しているもので、現在、11件のプロジェクトを推進中。そのうちの1つ、新宿区大京町のプロジェクトは新宿御苑に隣接した高級マンション「プラウド新宿御苑エンパイア」の名称で、7月25日からモデルルームの内覧会を開き、プレセールスに入る。
この実質的第一号プロジェクトはマンション草創期の63(昭和38)年に完成、ヴィンテージマンションと呼ばれた「エンパイアコープ」。旧建物は7階建て、総戸数69戸(総専有面積4925平米、容積率約300%)だったが、都の日影規制緩和の許可取得、新宿区の高さ制限緩和(30メートルから42.8メートル)の認定を取得して、新建物は13階建て、総戸数93戸(同7387平米、同約400%)まで拡大。地権者への還元率は80%と設定し、同じ面積を地権者が取得する場合、地権者も一定割合を負担する仕組みで合意。同社は35戸を取得・分譲する。
旧マンションでは90年代から建て替えの検討が始まり、当初は地権者の「負担金なし」が前提だったが、難航。06(平成18)年6月、野村不がディベロッパーに選定されてから、07年1月に建て替え決議、6月に従前権利売買契約(全部譲渡方式等価交換)を結び、具体化した。













