よく分かる不動産証券化とビジネス活用<第61回> 不動産証券化の現状と将来展望(32) 有識者に聞く ハイトマン・インターナショナル・木浦尊之氏(3)
住宅新報 2009年6月23日 号 3面
(田辺)
前回に引き続きデット型の金融商品についてお願いします。(木浦氏)
米国では、サブプライムローンに始まった住宅ローン関連の一連の混乱は収束に向かいつつあります。また、米国REIT(不動産投資信託)のリファイナンス(借換え)問題も、今年の3月中旬以降、落ち着きを見せています。そうした中で、気になるのがCMBSの動向です。これから数年にわたってCMBSの償還が増えるうえ、その中で特にインタレスト・オンリー(I・O)型のCMBS(ローンの期日までに利息だけを支払い、元本は期日一括弁済となっているもの)の償還が増加するので、この弁済がスムーズにいかないようなことがあると、不動産市場のみならず、米国金融システム自体が2番底となる懸念があります。













