トータルブレインのマンション最前線 東横線と田園都市線を比較(上) 人気路線も高価格は苦戦
住宅新報 2009年6月9日 号 4面
トータルブレインの今月のリポートは、「ライバル沿線比較」と題して東急東横線と東急田園都市線の市場動向を比べている。両線とも渋谷を起点とし、地下鉄とも直結するなど都心へのアクセスが良好な人気の高い路線だ。それぞれの路線を、(1)準都心イメージエリア(東横線=代官山-中目黒、田園都市線=池尻大橋-三軒茶屋)(2)人気の住宅街イメージエリア(東横線=祐天寺・学芸大学・都立大学、田園都市線=駒沢大学・桜新町・用賀)(3)高級住宅街イメージエリア(東横線=自由が丘・田園調布・多摩川、田園都市線=二子玉川)(4)南武線イメージエリア(東横線=新丸子・武蔵小杉・元住吉、田園都市線=二子新地・高津・溝の口・梶ヶ谷)の4つに分類し、エリアごとに検証した。前半で(1)(2)エリア、後半で(3)(4)エリアを掲載する。
エリアごとの分析の前に沿線全体をマクロ的に見てみると、年間供給ボリュームについては、06年まで東横線は2000-2500戸、田園都市線が3000-4000戸程度で安定していたが、07年以降は減少。08年は東横線が619戸、田園都市線が1626戸になっている。
03年前後(旧価格)から08年(新価格)にかけての単価・価格の上昇率は、東横線が30-35%、田園都市線は35-40%となっている。成約率については、両線とも80%前後をキープ。ただ、厳しさが指摘されている近年の市場環境の中で、やや数字が下がってきている状況だ。













