旭化成ホームズ住生活総合研 集まる場所はLDK 生活リズム 夜の洗濯「当たり前」
住宅新報 2009年6月2日 号 3面
旭化成ホームズ住生活総合研究所の共働き家族研究所はこのほど、「家族の生活時間-そのバランスとリズム」調査結果をまとめた。子供の成長や共働き、親同居といった家族構成の変化を軸に生活時間を調査した。
子育て期の生活バランスやリズムの変化は大きく、その時期の住ニーズを満足させ、その後の家族の変化に対応できる家づくりが必要と分析した。
家族が同時に夕食をとることは少なくても、LDKは家族が集まる場所となっていることが分かった。学齢期には8割が別々に夕食をとっているものの、約6割は「家族がLDKにほとんどいる」と回答。家事や勉強、テレビ、ゲームなど、家族それぞれが多様な行為を行いながら一緒に過ごしている。
また、核家族の場合、共働き世帯は専業主婦世帯に比べて子供の生活リズムが遅いことなどで、家族の生活リズムのずれが少ない傾向が明らかになった。夕食が家族一緒の割合は4割を占め、親同居や専業主婦世帯と比べて倍以上だった。
家事の1つである洗濯については、夜に行う世帯(核家族)は専業主婦で5割、共働き世帯では8割に上ることが分かった。物干し場所については、LDKやその続き間とともに、屋外に干す人も多かった。同調査では、「夜に洗濯することは今や当たり前になっていると言える。これからの子育て期の住まいでは夜の物干し場所の計画は必須となりそうだ」としている。
同社では、これらの調査結果を商品開発に生かしていく予定だ。同研究所の松本吉彦氏は、「家事をいかに楽しくできるかという方向性もあるのではないか」と話した。
同調査は、(1)産学協同による「女性のライフスタイルと住生活研究会」で分析・検討した結果に基づく「生活バランス調査」(2)へーベルハウスの居住者を対象にウェブを使って実施した「生活リズム調査」(3)訪問調査や有識者へのヒヤリング--の3種類を基礎データとした。













