ひと 次世代の子供の健康守る 「ケミレスタウン」づくりを推進する千葉大学大学院教授 森千里さん
住宅新報 2009年6月2日 号 2面
「ケミレスタウン・プロジェクト」が千葉県柏市の千葉大学で進んでいる。ハウスメーカーや家具・建材メーカーなどと共に、シックハウス症候群を予防できる街づくりを目指す。
06年からスタートした同プロジェクト。このほど、学校や公共施設でのシックハウスを予防するため、化学物質の発生をできるだけ抑えた内装材、家具を使った「ケミレス教室」モデルを発表した。天井や壁、床などは不純物を極力減らしたビニルクロス、シートを使い、机やイスは揮発物質の少ないものを選んだ。これらをパッケージで自治体などに提案していく予定だ。
「住宅は、人それぞれ好みがあり、共通認識を持つことは難しい。学校のような公共施設ならば、家具は机とイスくらい。好みに左右されにくく、普及しやすいのではないかと考えた。まずは、私立学校や予備校などから取り入れてもらいたい。成功例が出ると広がる可能性が高まる」













