データでまるわかり ゴッタライド「リフォームに関する消費者アンケート」 低予算かなえる「施主支給」
住宅新報 2009年5月19日 号 10面
先週に続き、ゴッタライド(岐阜県岐阜市)の「リフォームに関する消費者アンケート」を取り上げる。
図表Q1(住宅新報本紙に掲載)から、リフォームを頼む際の不安要素は、『イメージ通りに完成するのか』と『代金』の2つに大別できる。後者について、金額負担の軽減につながるのが「施主支給」だ。
「施主支給」とは、施主がインターネットなどを通じて建材を直接購入し、取り付け工事のみを工務店に発注する方法。流通経路をカットすることで、費用を抑えられるメリットがある。
一方でQ2を見ると、「トラブルは避けたいので(施主支給は)検討しない」とする人も少なからずいるようだ。
施主支給は、工事の段取りや建材のサイズ、配送の手配といった手間がかかり、その分素人にとってはトラブルにつながりやすいリスクがある。また、建材の品質保証能力に劣るネット業者の存在も見過ごせない。
ただ、「親身になり相談に乗ってくれる人が周囲にいたら、検討したい」との回答が3割に上っている。これは具体的には、施主支給に積極的な工務店を指すとみられる。
以前は工務店経由だった建材購入の流れが施主支給に転換すれば、工務店の利益は減少する。だが、建材購入の際のサポートや実際の搬入を工務店が受け持ち、それ以外を施主が行うというように分担するなど、施主支給を『協力して行う』スタンスならば、利益の確保と施主の満足度向上を両立できるのではないだろうか。













