NPOケミレスタウン推進協が開発 シックハウス対応「教室」 内装や家具をパッケージ
住宅新報 2009年5月19日 号 3面
千葉大学や住宅・建材メーカーなどが参画してシックハウス症候群を予防できる街づくりを目指す「ケミレスタウン・プロジェクト」。このほど化学物質の発生をできるだけ抑えた教室モデルを開発したと発表した。今後、検証を重ね、学校建設を計画している自治体などに提案していく。
同プロジェクトは、千葉大学、住宅、設備、建材会社などで構成するNPO法人ケミレスタウン推進協会が実施。千葉県柏市の千葉大学環境健康フィールド科学センターの敷地内に建設している。
「ケミレス教室」は天井や壁、床などは不純物を極力減らしたビニルクロス、シートを使った。床ワックスも使用せず、手入れは水ぶきのみとしている。断熱材や接着剤、机やイスは揮発物質の少ないものを選んだ。完成から約1年半の間、化学物質の測定を続けた。空気汚染の目安とされる総揮発性有機化合物「TVOC」は1メートル3当たり250マイクログラム以下を達成できることが分かった。厚生労働省の暫定指針値、同400マイクログラムを下回る。













