日本初のオフィスビル 三菱一号館を復元 三菱地所が東京・丸の内に
住宅新報 2009年5月12日 号 1面
1894(明治27)年に日本初の本格的オフィスビルとして竣工し、68(昭和43)年の建て替えによって姿を消していた「三菱一号館」が4月30日、復元された。三菱地所が丸の内再構築「第2ステージ」の第1弾プロジェクトとして進めていた。
場所は東京駅丸の内口を背にして、正面にある丸ビルから左へ2つめの区画。かつて「三菱商事ビル」「古河総合ビル」「丸の内八重洲ビル」3棟が建っていた場所だ。この敷地(約3600坪)に、地上34階建の高層棟(丸の内パークビルディング)と地上3階建ての低層棟(三菱一号館)が建設されたものだ。
同地区には明治期、三菱一号館を起点として馬場先通りに沿って赤煉瓦造りの建物が次々と建設されていった。その近代的景観は本家のロンドンにちなんで「一丁倫敦」(いっちょうロンドン)と呼ばれた。こうした西洋風「丸の内」開発は、当時からオフィスだけではなく、文化的街並みを目指したものだったという。













