地価下落のピークは過ぎた!? 値下がり地点が50%以下に 野村不アーバン、四半期調査
住宅新報 2009年5月5日 号 5面
野村不動産アーバンネット(本社・東京都新宿区)がまとめた09年4月1日時点の首都圏「住宅地地価」と「中古マンション価格」の動向によると、1-3月期は共に前四半期と比べ下落幅が縮小し、全体的に落ち着きを取り戻してきている傾向が表れた。
まず、「住宅地地価」は住宅地調査地点のうち、四半期ベースでの「値下がり」地点割合が43.2%(前回72.8%)で、「値上がり」地点割合は7.2%(同0.8%)。年間ベースでは「値下がり」地点割合が92.0%(同93.6%)、「値上がり」地点は前回同様ゼロだった。1-3月期の変動率は首都圏エリア平均で▲2.1%(前回▲4.0%)。千葉県を除く全域で下げ幅が縮小。1年3カ月ぶりに値下がり地点の割合が50%を切り、価格下落は「ピークを過ぎた」としている。年間ベースの変動率は▲11.4%(同▲13.0%)だった。
一方、「中古マンション価格」の首都圏エリアの四半期ベースの平均変動率は▲1.5%(前回▲1.9%)。埼玉がわずかに上昇に転じ、都区部・神奈川で下げ幅が縮小。新築物件の価格調整で下落は続いたが、売り買いの希望価格が近接し始め、取引が活発化した結果、売り物件の減少傾向も見られる。
年間ベースでの変動率については▲6.3%(前回▲6.8%)で、都下を除く全域で下げ幅を縮小したが、「下げ止まりとはいえない」状況という。













