三菱地所 ビル事業が好調 今期は住宅も増収増益へ
住宅新報 2009年5月5日 号 4面
三菱地所の09年3月期決算(連結)は増収減益だった。売上高は9426億円で対前期比1549億円(19.7%)の増収。営業利益は1385億円で同394億円(22.1%)の減益。経常利益は支払利息の増加などから1086億円となり同534億円(33.0%)の減益。棚卸資産の評価損73億円などを特別損失として計上したことから、当期純利益は454億円で同415億円(47.8%)の減益となった。
セグメント別に見ると、ビル賃貸事業は260億円の増収、営業利益は47億円の増益だった。「新丸ビル」の収益と既存ビルの賃料改定などが寄与した。空室率は三菱地所単体で全国全用途が昨年3月末の2.06%から今年3月末は2.86%となり、ほぼ横ばいだった。丸の内地区では丸の内再構築第2ステージの第1弾プロジェクトとして「丸の内パークビル」と「三菱一号館」がこの4月に竣工、次年度以降の収益に寄与することになる。
住宅事業は、連結子会社の藤和不動産のマンション売上を計上したことからマンション事業は増収となった。住宅セグメント全体の売上高も951億円の増収となったが藤和不動産の営業損失を計上したため営業損益は397億円悪化し154億円の損失となった。













