「社員が辞めない会社に」 中古ワンルームの日本財宅グループ
住宅新報 2009年5月26日 号 5面
投資用中古マンションの販売・管理を手掛けている日本財託グループ(東京都新宿区)の重吉勉代表は、「『社員が辞めない会社づくり』を念頭に置いた経営を心掛けている」と話す。2年前から本腰を入れて取り組んだところ、離職率が下がったのはもちろん、業績も1.6倍に伸びたという。「ES(社員満足)が成り立って初めてCS(顧客満足)が実現する」と重吉代表。社員がいかに会社に安心し、提供する商品に自信を持てるかがカギのようだ。「ES」あってこその「CS」
同グループでは、投資用中古マンションの販売とその賃貸管理を手掛けている。90年から事業を開始し、累計管理戸数は6622戸、オーナーは2709人に上る(09年4月末時点)。
会社の設立以来、重吉代表も営業の最前線に立って会社を引っ張ってきた。北は北海道から南は鹿児島まで、会社にいることがほとんどないくらい全国を飛び回った。「会社のトップで営業成績もトップ」--。大車輪の働きだったが、組織として会社がしっかり成り立っていないことに、改めて気付いたのが2年前だった。「人材がなかなか育たないことに加え、ようやく育ったと思ったら辞めていく。いつまでたっても、改善の兆しがほとんど見られなかった」(重吉代表)。













