高齢者住宅はなぜ必要か 最後に住む家(上) 安心と生き甲斐を求めて
住宅新報 2009年4月21日 号 1面
国立社会保障・人口問題研究所の予測によると、75歳以上の高齢者で一人暮らしをしている世帯は現在約250万世帯。2025年には400万世帯に膨らむ。これに75歳以上の夫婦だけで二人暮らしをしている世帯を加えた数は現在の約475万世帯(全世帯に占める比率9.4%)から、25年には約744万世帯(同15%)に増大する。高齢者だけの暮らしには本人はもちろん、離れて暮らす家族にとってもさまざまな不安がつきまとう。高齢者が安心して暮らすことができる住まいに対するニーズは確実に増大するだろう。
2025年には団塊の世代がすべて後期高齢者(75歳以上)になる。日本の高齢化が一段と進む。政府もこの年を見据え現在、さまざまな社会保障政策の改革案を検討している。
05年時点調査によると、75-79歳の年代で医療または介護サービスを利用している人は約15%。75-84歳では21%と推測される(政府の社会保障国民会議資料より)。悲劇を無くす













