社会を読む「不動産学」-明海大学 第29回 不動産のための数学と統計(その1)
住宅新報 2009年4月14日 号 12面
「不動産のための数学と統計」という講義科目は1年生を対象として不動産に関連する数学の基礎知識を扱う。2004-2008年度に開講していた「不動産のための数学基礎」に統計分野を追加して改編し、講義名とともに週1回の講義を2回に増やして内容・時間の充実をねらっている。
2003年度まで不動産学部には数学を直接扱う科目として「数理解析」と「統計解析」の2つがあり、これらは金融、建築、測量、GISなどの専門分野を学ぶための数学知識を理解する科目として位置づけられていた。2004年度から加わった「不動産のための数学基礎」は、より広く不動産学全般で必要となる数学知識を身につけることを目的とするとともに、既存2科目を学ぶための基礎知識を習得することを目的としている。
言うまでもなく不動産は土地や建物といった物理的な存在に直接あるいは間接的に関係する。これらは土地・建物の存在そして大きさや形、そしてお金、さらに社会の決まりや約束事として現れる。加えて10年、20年といった長い期間にわたってこれらの事柄を考える必要がある。常に時間というものを頭に入れておかねばならない。













