不動産会社とオーナーのための「社長の税金」ワンポイントアドバイス(26)落合会計事務所 個人の税金編 贈与税の暦年課税とは
住宅新報 2009年4月7日 号 11面
贈与とは、当事者の一方が自己の財産を「無償」で相手方に与え、相手方がこれを受け取ることによって成立する契約のことを指す。そして贈与税は、この「財産を受け取った者にかかる税金」である。
贈与税には、年間110万円まで非課税の枠があり、この非課税の枠を「基礎控除」といい、毎年110万円まで基礎控除を使うことができる。相続税の基礎控除は、最低でも5000万円と大きいが、相続のときの1回のみしか使うことができない。一方で贈与税は110万円と小さいものの毎年使うことができるので、長い時間をかければ、税金をかけずに大きな金額を渡すことができる。
また、贈与をする相手が複数いれば、それだけ1年に税金がかからずに移せる財産の金額が増える。例えば、子供が3人いる場合、それぞれ毎年贈与するのであれば、毎年110万円×3人分の330万円には税金をかけずに渡すことができることになる。













