第2の人生を豊かに 福田郁雄の不動産投資術(46) 海外不動産投資~マレーシア編
住宅新報 2012年2月14日 号 8面
シンガポール化で発展か
アジアの中心に位置
今回はマレーシアについて紹介します。なぜマレーシアかというと、総合点が高いからです。11年の実質GDP成長率は4.6%です。
人口も安定的に増えています。国家目標として、20年までにイスラム圏で初めての先進国入りを掲げています。
新興国というよりは中進国で、シンガポールと中国の間と言えるでしょう。
立地はまさに東南アジアの中心に位置しています。最近では羽田・関空からクアラルンプールへのローコストキャリアの運行も始まりました。直行便で7時間半程度です。
住みやすさも魅力
不動産の利回りは6~7%。土地価格に投機的な動きが少なく、GNPの伸びと連動しています。所有期間5年以上でキャピタルゲイン課税は無し。外国人は最低50万リンギット(約1250万円)以上の投資が求められますが、イスラム金融の影響もあり融資が受けやすいことが強みです。
親日的で、日本企業も多く、リタイアメント後のロングステイ候補NO・1です。ビザも取りやすいうえ、生活コストが安く、気候も温暖で住みやすそうでした。ジャスコに行けば日本食も買えます。休日にシンガポールへ気軽に遊びに行くこともできます。国境越えはドライブスルー感覚で近年、マレーシアのシンガポール化が進んでいます。新たにイスカンダルプロジェクトというシンガポールに隣接した地区の大型開発も始まりました。香港との関係で伸びた中国の深セン市のように、発展が期待され10年後が楽しみな地域でした。
(ふくだ・いくお=福田財産コンサル社長)













