都市部着工、4カ月連続減に マンション 東京都心部(14区)では増加
住宅新報 2012年2月14日 号 7面
国土交通省の調査によると、11年12月に都市部(東京23区、名古屋市、大阪市)で着工された新築分譲マンションは3167戸で、前年を17.9%下回った。これで、4カ月連続の前年割れとなった。
エリア別に見ると、東京23区は2420戸(前年比9.6%減)、名古屋市は194戸(同34.2%減)、大阪市は553戸(同37.6%減)。名古屋市と大阪市は2カ月連続の前年比減。東京23区の減少割合は1ケタ台にとどまったものの、4カ月連続で下回る結果となった。ただ、東京都心14区については、前年を17.4%上回る1873戸となった。
名古屋市では北区(72戸)、昭和区(40戸)、港区(82戸)で着工があったが、都心7区では、10年3月以来21カ月ぶりに着工ゼロだった。11年7月と8月に大幅な増加があって以来同エリアの落ち込みは続いており、これで4カ月連続で前年を下回る結果となった。
東京23区を区別に見ると、江東区で424戸、中野区で289戸の着工があった。そのほか、100戸台の着工があった区は、千代田区、港区、新宿区、文京区、墨田区、品川区、世田谷区、豊島区、練馬区、葛飾区。一方、ゼロだったのは目黒区、杉並区、荒川区の3区だった。
23区、年間は17.4%増 最多は大田の3115戸
東京23区のうち、11年のマンション着工戸数が最も多かったのは大田区で3115戸だった。
2000戸以上は港区(2289戸)、新宿区(2330戸)、江東区(2627戸)、世田谷区(2619戸)で、大田区を合わせて5区。10年の中央区(3733戸)、江東区(2819戸)、大田区(2063戸)と比べて2区増えた。
なお、東京23区全体の11年マンション着工戸数は3万4574戸で、10年の2万9462戸を17.4%上回った。













