東京・品川区と協定結ぶ マンションを避難所認定 集会所開放&備蓄スペース提供
住宅新報 2012年1月24日 号 4面
「災害時にマンションを臨時避難所に――」。東京都品川区がこのほど、『災害時における民間共同住宅の使用に関する協定』を、同区内のマンションと締結した。帰宅困難者などを集会室で受け入れるほか、備蓄倉庫として敷地内の一部スペースを同区に無償で貸し出す内容。マンションが、実質的に避難所として認定された形だ。
協定を結んだのは東急目黒線武蔵小山駅そばの「パークホームズ武蔵小山」。08年に竣工した、総戸数238戸の大規模マンションだ。災害時に約50平米の集会室を2室開放する。合計100人程度の避難者を収容できる見込みだ。
昨年3月の東日本大震災では、武蔵小山駅周辺でも1000人超の帰宅困難者が発生。管理組合役員の小久保一郎さんは、今後大規模な災害が起きた際に共用部での受け入れが可能とみて、11月の理事会で提案した。区に初めて相談したのは12月。とんとん拍子に話が進み、1カ月という早さで協定が実現したわけだが、それにはマンションの特殊な構造も作用した。













