横浜磯子で大規模マンション 旧横プリ跡地の高台11万平米 東京建物など5社 眺望と緑地など特徴
住宅新報 2011年10月25日 号 8面
東京建物と東京急行電鉄、オリックス不動産、日本土地建物販売、伊藤忠都市開発の5社は10月19日、横浜市磯子区磯子3丁目で計画している高台の大規模マンション「(仮称)横浜プリンスホテル跡地開発計画」の起工式を行い、建物本体工事に着手した。横浜プリンスホテルが閉館した06年に東京建物が跡地を取得。県や市と近隣住民と協議を重ねながら、提案型都市計画を導入して事業化したもの。施工は大成建設と長谷工コーポレーション。
総開発面積が11万7480平米で、ここに鉄筋コンクリート造り3~10階の住宅棟計13棟(総戸数1230戸)と商業棟1棟を建設する、首都圏でも最大級の分譲マンションとなる。来年1月中旬にモデルルームを開設して販売態勢に入る。住戸面積は56~145平米(2LDK~4LDK)で、価格は「3000万円台後半から1億円台の半ばまで」の設定になる見込み。完成は第1工区が13年6月、第2工区が14年2月の予定。商業施設はスーパーマーケットを誘致して開業する。
開発地は、JR根岸線磯子駅から徒歩4分(敷地入り口)だが、高低差が60メートルという高台にあるため、丘の上下を結ぶグランドエレベーター(4基)を設置して不便を解消する。建物外観では一部に旧横浜プリンスホテルを思わせるデザインを採用するほか、敷地内にある横浜市認定歴史的建造物「旧東伏見邦英伯爵別邸」(貴賓館)を改修・保存。また、ホテル時代からの緑地や桜並木を残すなど、開発計画そのものは「紡ぐ」を基本コンセプトにした。住宅は「ミレニアムスタンダードとなる」邸宅を目指す。













