孤立死増、遺族らの要請に対応 「遺品整理の専門家」を養成 遺品整理士認定協
住宅新報 2011年10月25日 号 5面
一般社団法人遺品整理士認定協会(北海道千歳市、須田威会長)は11月から、孤立死の深刻化などで必要とされる遺品整理の専門家を養成する「遺品整理士養成講座」をスタートする。背景には核家族化や高齢化で、単身居住者が増えると共に孤立死が増加、社会問題になっていることがある。遺品整理士は遺品整理に関する専門的な業務知識と法規制について正しい認識を持ち、故人の想いを引き継ぎ、遺族の手助けを行う役割を担う専門家と位置付けている。
同協会は9月、全国的に一定の共通認識を持つ専門家の養成を目的に設立。11月の講座開講へ向けて準備を進めてきた。
孤立死に伴う遺品整理は一般的には故人の遺族から依頼されるが、場合によっては自治体や警察、アパートなどのオーナーや不動産賃貸管理会社などからの依頼もある。現在は、主に清掃業やリサイクル業、葬儀業界がこの業務を担っているといわれるが、遺品を販売するには古物商、廃棄するには一般廃棄物収集運搬業者の免許が必要であるなど、法規制の多い分野だ。また、遺品整理は従来、家族・親族が行っていたが、最近は業者への依頼が急増し、専門家の必要性は高まるばかりという。













