愛知発 建売住宅のウッドフレンズ 首都圏進出 仲介業者と連携
住宅新報 2011年10月18日 号 4面
建売住宅を供給する、中部圏が地盤のウッドフレンズ(名古屋市中区、前田和彦代表取締役)は、この夏に東京支店を開設した。
82年に創業し、現在の社員数は約200人。土地の仕入れから設計、建築、販売まで自前で行い、中部圏で年間700棟超(注文住宅を含む)を供給している。使用木材をすべて国産材で賄う住宅仕様が特徴だ。7月には岐阜県内にプレカットの自社工場を竣工。生産能力の拡大に併せ販路を広げる狙いで、首都圏への進出を果たした。
競争の激しい首都圏マーケットで基盤を固めるに当たり、土地の仕入れから造成・分譲までを自社で手掛け、販売に関しては地元の仲介業者に委託する考えだという。木村健一東京支店長は、「後発組の弊社が販売まで行うのは、必ずしも得策とは言えない。用地を紹介してもらった仲介業者にその後の販売もお任せして、『持ちつ持たれつ』の関係を築いていきたい」と話す。
東日本大震災によって住宅取得意欲は減退し、販売戸数減と相場下落を招いた。だが建売業者にとって、現状はマイナス材料ばかりではない。『売るに売れない』状態の用地が少なくないと見られるからだ。木村氏は、それらが「この秋から市場に出回る」と見てその取得に焦点を合わせる。
「まず地元の業者間ネットワークに馴染むこと」(木村氏)。長期的な事業戦略を描き、巨大市場に挑む。













