相次ぐ豪雨、浸水被害も マンションの備え大丈夫? 湾岸ネットワークが勉強会
住宅新報 2011年9月13日 号 4面
東京湾岸集合住宅ぼうさいネットワーク(湾岸ネット)がこのほど、「最近の異常気象」をテーマに勉強会を開いた。各地で集中豪雨が発生している状況を踏まえたもので、気象情報システム(東京都文京区)の高津敏氏を講師に迎えた。
今年7月28日から30日にかけて新潟県と福島県で豪雨が発生し、河川の氾濫や土砂崩れを引き起こした。高津氏によると、大雨が発生する条件は(1)下層に暖かく湿った気流があること(2)上空の大気が低温であること、の2つ。両県ではこれらの条件を満たした状態が9時間以上にわたって続いたことで、総降水量の増加がもたらされた、と解説した。
また、参加者から質問の出た近年の猛暑については、「都会に関して言えば異常気象とは言えない」と指摘。「原因の1つは冷房。アスファルトの輻(ふく)射熱によって暑さが増すので冷房の設定温度を下げざるを得ず、更に熱が排気されるという悪循環に陥っている。気候条件の変化ではなく、我々の生活スタイルが都市化したことに起因するものだ」と話した。













