フィル・カンパニー 『空中店舗』の営業強化 飲食チェーンが出店利用も
住宅新報 2009年3月10日 号 15面
青空駐車場の敷地を利用した店舗開発事業を展開するフィル・カンパニー(東京都渋谷区)はこのほど、駐車場の上空を店舗とする「空中店舗フィル・パーク」の営業活動を強化すると発表した。都市部に出店を計画している飲食・物販・美容業などを対象に、立地を確保すると共に路面店と比べて割安な賃料をアピールしていく。
フィルパークは内外装と構造を一体化させた建物で、地上1階部分が駐車場となる。同社によれば、これまでに都内で5棟の開発実績があるが、デザイン性を重視してきたため、賃料が割高になる課題があった。そのため、設計の標準化による業務効率の向上と資材の見直しによる建築費の削減などでコストを抑え、賃料の低減を実現させたという。
一方で、従来同様にガラス張りの外観とし、建物自体に看板の役割を持たせ、路面店と同等の集客効果を維持できるとしている。現在都内で2棟を建設中だ。
同社の発表によれば、お好み焼き店を展開する「道とん堀」による「都心100店舗出店計画」で「フィルパーク」を利用する計画もあるとし、今後の受注拡大に期待を寄せている。
東京23区内に3万カ所の青空駐車場があるという。













