トータルブレインのマンション最前線 09年のマンション市場を占う(上)
住宅新報 2009年3月3日 号 5面
今月発行されたトータルブレインのリポートは、「首都圏マンション市場、08年の総括と09年の見通し」が主な内容だ。この1年の間に、予想をはるかに上回る勢いで厳しい環境下に置かれた建設・不動産業界。「07年後半から始まった『雨』は、08年に激しさをますます増し、現況は『土砂降り』という状況」と例えている。09年、この厳しさを乗り切るためにリポートで提案している内容は「チェンジ」の意識。2回に分けて報告する。
08年のマンション市場を一言で表すと「激変」とまとめている。「07年後半から既に悪化の兆しがあったマンション市場だが、世界的金融危機が重なった08年は急激な値崩れにより、市場を形成する相場感がまさに崩壊した」としている。
金融危機を背景に金融機関の貸し渋りが起こり、「マンションの販売不振」と「流動化事業の失敗」のダブルパンチを受けて、破綻に追い込まれたディベロッパーも数多く現れた。09年も、このまま厳しい状況が続くのだろうか。













